spare change というのは「余分な小銭」ということですが、このspare は形容詞で「予備の」という意味です。スペア・キーというのが日本語にも入っています。この spare が動詞で使われる事もあり、これは「(人に物・お金などを)分け与える」という意味で、spare some change という形でよく使われます。ずっと前にカナダのバス乗り場で、初老の紳士に Spare me change! と言われた事があり、初めは何の事か分からなかったのを思い出します。「小銭を恵んでくれ」という意味だったのですが、背広を着て、ネクタイを締めて身なりのいい紳士は乞食だったのです。当時カナダの失業率は非常に高かったからでしょう。まず、spare が形容詞として使われた例です。
A: Spare change?
B: No.
A: Any spare change?
-- Sherlock, S1E3
女性のホームレスが通行人に小銭をせびっている場面です。次は、spare が動詞として使われている例です。
A: Change? Can you spare some?
B: Hey, thank you, buddy, thanks a lot.
A: Spare some change? How about you, sir? You got some change? Excuse me, can you spare some change?
-- Law & Order, S4E22
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